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失われし20年における世帯変動と就業異動 [978-4-8223-3786-5]-07

3,080円

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我が国の経済社会の構造が大きく変化している今日、その構造の現状や変化の実態を分析するためには、新統計法(2007年)により認められた、公的統計調査の調査票情報(ミクロデータ)の積極的な再活用が重要である。再活用の有効な手法の一つとして、ミクロデータリンケージがある。本書では、この手法を活用して、既存の調査のミクロデータから動態統計を編成し、その動態統計に基づいて、失われし20年(1991年~2010年)における世帯構造と就業形態の変動の実態を解明したものである。  また、ミクロデータ利用の新たな統計制度の位置付けと特性、将来の展望、特にデータアーカイブと教育基盤の整備、について論じている。  このように、本書は、この20年の我が国の世帯変動と就業異動の実態を理解するだけでなく、ミクロデータの意義、ミクロデータ利用の新たな制度と今後の展開について理解するために、官庁、大学、図書館には必置の書といえよう。 【掲載内容】  第1章 ミクロデータの意義とミクロデータリンケージの可能性 第Ⅰ部 ミクロデータによる異時点比較の方法  第2章 データリンケージによるパネル化に基づく動態統計の編成  第3章 労働力調査のデータ特性 第Ⅱ部 ミクロデータによる異時点比較の分析  第4章 動態統計による世帯変動の解明  第5章 動態統計による就業異動の解明 第Ⅲ部 公的統計ミクロデータ開示の新たな制度と今後の展開  第6章 ミクロデータ利用の新たな統計制度  第7章 今後のミクロデータ利用の課題

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